バイクの種類(用途別のバイク)を解説

目安時間35分
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バイクの種類と一言で言っても
とても分類が細かくて分かりにくいと
私自身思ってました。

 

そこで、私なりに分類を調べてみて
分かったバイクの分類を書きました。

引用部分が多いので、すべて引用と
させていただきます。

 

 

◆エンデューロバイク
(enduro bike)

 

耐久と言う意味からできたenduro
は、モトクロスのような、山林、海岸
などのコースを走行するオフロード
タイプのバイクを指します。

 

それ専用に耐久性をもたせた
モトクロスマシンで、エンジン馬力
を少しだけ落として使いやすくし、
夕闇と、公道の一部を走れるように
ヘッドライトをつけたバイク。

 

ライトを外せば、まるで
モトクロスマシンとしか見えない
スタイル、寸法をしている。

 

 

 

 

◆オフロードバイク
(off-road bike)

 

本来は舗装道路から外れることの
OFFの意味であるが、舗装道路以外の
路面を走りやすいように作られたバイク
の総称。

 

一般に舗装路面でのグリップの良さ
よりも柔らかい、あるいは滑りやすい
土の上、砂利、砂の上を走りやすい
ように、土に突き刺さるような消しゴム
大の凸型ゴムが突き出しているタイヤを
用いる。

 

また路面の悪さがバイクを揺さぶる
ような力を与えるので、それを押さえ
つける為の幅広いハンドルと、路面の
ショックを吸収する為の大きな
ストロークを持ったサスペンション
が用いられる。

 

 

 

 

 

◆オンロードバイク
(on-road bike)

 

舗装道路を走ることをテーマに作られた
バイクの総称。

 

コーナーリング時のグリップを重視して
設定されたタイヤは、オフロード用より
接地面積が広くなっている。

 

そんなタイヤとオフロードバイクより
少ないストロークのサスペンションを
備えたバイクで、昔からあるバイクは
軍用以外はほとんどオンロードタイプ
になる。

 

アメリカン、チョッパー、ロードスポーツ、
ビジネス、あるいはロードレーサーなどで、
いかにも砂利道や山道を走りにくそうな
バイクは、いずれもオンロードタイプ
といえる。

 

 

 

 

◆トライアルバイク
(trial bike)

 

トライアル競技用のバイクで、
モトクロスと同じオフロードを走るが、
セクションと呼ばれる競技場所は岩が
あったり、土手のように高く傾いたり
している。

 

モトクロスのようなスピードもジャンプ
もしないので、サスペンションはソフト
でストロークも小さい。

 

シートの高さも思いきり低く、ハンドル
は広い。

 

エンジンは馬力も少なく、あくまでも
扱いやすさが基本のおとなしいバイク
である。

 

 

 

 

◆トレールモデル
(trail model)

 

トライアルモデルよりはハイスピードに
走れるデュアルパーパスバイクで、
モトクロスマシンに近い。

 

モトクロスマシンをもう少し使いやすい
エンジンに作り替え、サスペンションも
ソフトにし、それに充分な明るさをもつ
ヘッドライト、保安部品などをつけた
もの。

 

ある程度のジャンプも逆ハンも楽しめ、
トランスポーターが必要なモトクロス
マシンの代わりとして評価されている。

 

 

 

◆ドラックレーサ
(drag racer)

 

0~400mの発進加速を競う為の
レーサー専用に造られたバイク。

 

ガソリン燃料の他にニトロ、
ベンゾールなどが用いられ、10秒間
ほどの間に勝負が決まるので、耐久性を
無視して最大のパワーを発揮するように
つくられている。

 

バイクによっては5秒以内に300km
に達するものもある。

 

 

 

◆モトクロッサー
(moto crosser)

 

MXとも呼ばれるモトクロスレースの
バイクで、トレールバイクに比べ軽く
スリムで、高パワーのエンジンを
積んでいる。

 

レース専用なので、ライト等保安部品は
もちろんない。

 

トレールバイクでは壊れてしまうような
高いジャンプも出来るほどの使いやすく
パワフルなエンジン、激しい着地にも
耐えうる車体とサスペンションが要求
される。

 

サスペンションストロークは前後とも
300mm以上でトレールよりはるかに
大柄に見える。

 

 

 

◆クォーターバイク
(quarter bike)

 

クォーターは4分の1を意味する。

 

したがって
1000cc×1/4=250ccの
バイクのことをこう呼んでいる。

 

250ccは車検がなく、燃費もいい
ことから維持費も比較的安く済むので
スポーツバイクとしては一時主流を
占めていた。

 

車重を軽くすることがこのクラスでは
可能なので、トライアルからレーサー
レプリカまで、すべてのモデルが存在
していたが現在はレプリカ系が姿を消し
スクーターモデルやトラッカーモデル
が多いようである。

 

 

 

 

◆サイドカー
(side-car)

 

バイクの右か左(多くは路肩側)で、
バイクより、1mぐらい離れた距離に
もう1輪おき、その間にフレームを設けて
そこを荷物及び乗員用としたバイク。

 

材木屋さんなどでは荷物用だが、
乗員用とするのが一般的。

 

日本では車検や置き場所の問題から
余り普及していないがヨーロッパなど
では数多い。

 

ハンドリングがバイクと全く異なる等
使用時の難しさをこなすところにも
魅力があるようだ。

 

『側車』(そくしゃ)と言う
呼び名もある。

 

オンロード用の他、モトクロス用
ロードレース用もある。

 

 

 

◆スクーター
(scooter)

 

バイクをより乗用車的につくるアイデア
は戦前からすでにあり、リアエンジン
にして、足のスペースがフロアに確保
されるスタイリングがスクーターの
始まり。

 

日本でのスクーターの元祖である
富士重工製のラビットなどは、終戦時、
飛行機用のタイヤで余ったものを
スクーターに代用したと伝えられている。

 

50ccではタイヤ径8~12インチ
250ccだと12~14インチが
スクーターの平均サイズで、悪路での
走破性向上のため、開発当時は50cc
でも14インチぐらいまでの大径化が
試みられたが、結局、居住性などから
このサイズに落ち着いている。

 

イタリア製のべスパに見られる、広い
レッグスペース、大きなレッグシールド
エンジンを包むリアボディ部と
内臓されたトランクなどがスクーター
の基本スタイルとして確立されている。

 

 

 

◆スーパーバイク
(super bike)

 

750cc以上のスポーツバイクで、
耐久マシンを形どったレース用バイクを
路上走行できるようにしたもの。

 

あるいは、そういう雰囲気を誇るもの。

 

かつては国内では750cc以上の
バイクは販売しないというメーカー間の
自主規制があり、900cc
1000ccのバイクは海外でしか
販売していなかったが、現在では
1000ccを超えるバイクも
販売されている。

 

 

 

 

◆スペシャルバイク
(special bike)

 

バイクメーカーが量産したバイクでは、
いかにバイクのスタイルが個性的でも、
街には同じものが何台もあるので個性的
とは言いがたい。

 

そう考えた人たちの手によって、
ペイントやシート、さらにはホイール、
フレームまで自分の好みのパーツに交換し
全く別のバイクに改造する。

 

それがスペシャルバイクだ。
車検、規制の厳しい日本では、
改造範囲に制約が多く、規制のゆるい
ヨーロッパ、アメリカでは楽しい
ホビーとしてスペシャルバイク製作は
盛んに行われています。

 

 

 

◆スリーター
( three-wheeled bicycle)

 

3輪スクーターとも言うべきもので、
後輪が2輪になっている。その名も
スリー(3)とスクーターとを
合わせた造語である。

※(スリーター)は和製英語

 

コーナーリングでも車体と前輪は
傾いて曲がるが、後輪は傾かないので
重い荷物を積む事が可能で、
安定しているのも特徴。

 

宅配ピザ屋さんなどが
よく使用しています。

 

 

 

 

◆ゼロハン
(排気量50ccの原付バイク)

 

ゼロハンとは50ccバイクを指す。

 

1970年代あたりから、排気量50ccの
原付バイクのことは「ゼロハン」
と呼ばれました。

 

もっとも手軽に乗れるバイクとして、
また若年層のバイク入門用として
人気がある。

 

法廷速度が30km/hと事実上の
難点もあるが、安く購入でき、維持費も
さほどかからない。

 

トレールやスポーツバイク、
ファミリーバイク、さらには実用バイク
等と、ありとあらゆるモデルが
そろっている。

 

ところが、
ホンダは50cc以下のエンジンを搭載する
原動機付自転車(原付)の生産終了を
発表した。

 

2025年末までにさまざまなバイクが
姿を消す見込みです。

 

 

 

 

◆ダートトラックレーサー

 

1周を1/4マイル、1/2マイル
などのオーバルにした陸上競技場の
ような周回路(トラック)でレースを
する為のマシン。

 

直線よりもコーナーリング距離が長い
コースで、コーナーリング中は逆ハン
で走行する方が早く走れるので、
縦置V型や2気筒のマシンが多い。

 

 

 

◆耐久レーサー

 

エンデューロバイクと混同されやすいが
ロードの耐久レース用マシンで、
ボルドール24時間耐久を頂点とする
レース用マシン。

 

83年までは、1000ccまでの
排気量でレースが行われていたが、
84年からは750cc以下にレース
規則が変わり、耐久レーサーとはいえ、
1000cc時代と同じタイムを狙う
ことからロードレーサー並みの性能を
必要とする。

 

24時間耐久レースでは、
5000km近く走行するので、
エンジン,車体ともに、量産車なみの
耐久性が要求され、レーサーとしては
大変高度な設計が必要である。

 

その目的の為、耐久性のある
4ストロークエンジンが用いられるが、
それは2ストロークより燃費の点でも
有利で燃料補給回数を少なく出来る
ことも大きな理由である。

 

 

 

◆第1種原動機付自転車
(原付、原チャリ=ゼロハン)

 

 

50cc以下のバイクの道路運送車両法
による区分の名称。

 

法律の解釈としては、エンジンの付いた
自転車という概念だが、実際はバイク
として立派に適用する性能をもち、
乗るほうも自転車の延長として安易に
乗るべきものではない。

 

最近はあまり聞かないが、いわゆる
ゼロハンバイクは、すべて
このカテゴリーの中に入る。

 

 

 

 

 

◆第2種原動機付自転車
(小型限定普通二輪)

 

いわゆる原付2種のことで、
51cc以上125cc以下のバイクを
指す道路運送車両法上の区分による
バイクのこと。

 

原付1種は二人乗りができないため、
かっては50ccをわずかに超えた
エンジンを50ccと同じフレームに
積んだバイクもあったが、現在は
80~90cc、125ccクラスの
バイクがほとんど。

 

2人乗りは可能だが、高速道路の走行は
認められていない。

 

都市部での人気は高いが地方では
まだまだ少数ですね。

 

 

 

 

◆チョッパー(chopper)

 

 

映画『イージーライダー』

 

(ピーター・フォンダ主演)

 

で有名になった言葉だが、自分なりに
バイクを改造してしまうのが好きな
アメリカ人の手によるもので、

 

フリーフェイや田舎の直線路を
快適に走れるようにと、

 

長く傾いたフロントフォーク、
思い切り寄りかかれるシート、
空に飛び出すような高いハンドル、

そしてあくまでもシンプルさを
大切にしたスピリットが
マシン全体に流れている。

 

エンジンはハーレー主体と
思われそうだが、4気筒や2気筒の
トライアンフなどもある。

 

 

 

◆デュアルパーパスバイク
(dual-purpose bike)

 

 

オンロードバイクでは悪路を走りにくいし
オフロードバイクでは舗装路で乗り心地が
悪い。

 

そこで、オン、オフどちらの路面をも
走れるように考えれれたのが
デュアルパーパスバイク。

 

タイヤは
オンロードタイヤかトレールタイヤを
用いる。

 

細身の車体、軽めの重量、疲れにくい
シートが一般的。トレールバイク、
トライアルバイク、ミリタリーバイクなど
がこのカテゴリーにはいる
(道路状況の良くなかった日本の60年代
以前のバイクは、デュアルパーパスで
あったとする説もある)

 

本格的デュアルパーパスの始めは、
トライアンフ、マウンテンカブ、
ホンダCL72などとされている。

 

 

 

 

◆電動スクーター

 

エンジンからの排出ガスが環境破壊の
一因としてクローズアップされるように
なり、各メーカーとも電気モーターで
エンジンの代わりに走行できるように
開発されています。

 

直流モーターを大容量の12Vバッテリー
で動かし50ccスクーター並みの
走行性のは確保出来ているようです。

 

 

 

 

◆デザートバイク
(desert bike)

 

砂漠のラリーをベースに考えられた
バイクで、ガソリンスタンドも
無いところを走るために、
サバイバルバイクとでもいえそうな
装備が特徴。

 

大きなガソリンタンクは約40L
ぐらいはいります。

 

もちろん水筒や無線機まで備えている。

 

これは、砂漠でのトラブルによる
立往生にそなえたものです。

 

転倒時の破損を最小限にするための
ガード類、メンテナンス&軽量化に
優れたシングルエンジン、砂地での
スタックから脱出しやすいように
大排気量エンジンを用いている。

 

 

 

 

◆ナナハン

 

750ccバイクのこと。

 

以前、このクラスは運転免許取得が難しく、
逆輸入モデルを除いて国内最大排気量
でもあることから、憧れの意味合いも
含まれる。

 

60年以前に”陸王750”があり、
そのころからナナハンとよばれていた。

 

大型自動2輪免許が教習所でも取得
できるようになり大型バイクが一般的
になりつつあるが

 

『大型バイクのカリスマ性が無くなった』

 

と言いバイクをおりてしまう人も
結構いるようです。

 

 

 

 

 

◆ネイキッドバイク

 

 

80年代はオンロードバイクの主流は
カウリングのついたスポーツバイク
だったが、90年になってカウルのない
オンロードスポーツバイクが新たに
発売された。

 

実は70年代までのごく一般的な
スポーツバイクと同じスタイル
だったが、これが人気となり各社から
相次いで出された為、これらを総称して
新たにネイキットバイクとよばれる
ようになった。

 

当時フルカウルのスポーツバイクが
主流の時代に出現したので、逆に
新鮮なイメージを与えた。

 

 

 

 

 

◆ビジネスバイク
(buisiness bike)

 

実用的に荷役運搬に使えるように
つくられたバイク。

 

荷物を積むために51cc以上でも
リアシートはなく、しっかりした荷台が
標準装備となっているのが特徴。

 

ハンドルは幅広く、アップハンドル並
の高さになっているが、操縦性よりも
疲れにくいポジションを取れるように
配慮された曲がりになっている。

 

タイヤ径も16~17インチと
スポーツバイクよりは小径で、車格の
割には荷物重量を考えて太めのものを
はいている。

 

現在では50ccから125ccまで
あるが、60年代には250ccも
あった。

 

車体色は黒などが多いが、目立たぬ
働き者バイクと言える。

 

ホンダのスーパーカブがその代表である。

 

 

 

 

 

◆ビックシングルエンジンバイク
(big-single engine)

 

500ccや600ccなど排気量の
大きい単気筒エンジンの事。

 

単気筒エンジンの場合は排気量を上げる
と振動やエンジンの始動性に問題があり
高速走行を多く行うツアラー系の車輌
には問題があります。

 

しかし今はエンジン製作技術の進歩で
バランサーや強力セルモーター等の
おかげで出現を可能にしています。

 

 

 

 

◆ビルダーメイドバイク
(builder-made bike)

 

 

日本では大企業にしか製造権利を
実質的には与えていないが、
アメリカやヨーロッパでは、
バイクの製造に対し規制が少ない。

 

フレーム及び資金的に可能なら
エンジンまで勝手に作っても問題なく
ナンバーが取れる。

 

販売されているエンジンを流用して
フレームやタンクを自作し、1台の
バイクを製造してしまうのがビルダー。

 

このビルダーが成長してある程度の
会社になったものでは、イタリアの
ビモータが有名。

 

名も知れない数台だけのバイク製造
ビルダーがヨーロッパには多い。

 

 

 

 

◆ビンテージバイク
(vintage bike)

 

 

ぶどうの収穫=ビンテージなのだが、
実り、熟した良き時代のバイクという
意味合いのようです。

 

一般的に戦前から1955年式ぐらい
までのバイク全体、又はいかにも
バイクの武骨さと気品さを兼ね備えた
古典的なモデルを指します。

 

 

 

◆ファミリーバイク
(family bike)

 

 

女性にも自転車代わりに乗れるように、
自転車より少し重い重と、同じような
車体サイズにつくられたバイク。

 

クラッチは遠心クラッチを用い、
左手側を自転車同様にリアブレーキレバー
とし、ニーグリップはなく、フレームは
自転車並みのパイプをメインに用いた
ステッピスルータイプがスタイルの特徴。

 

実技試験のない原付Ⅰ腫のカテゴリーで
ある為、エンジンはすべて50cc以下。

 

タイヤは10~14インチ径、
太さは2~2,5インチと細い。

 

最高速度は50km/h程度。

 

82年頃まで盛んに用いられた。

 

 

 

 

◆ブリティッシュバイク
(british bike)

 

 

文字どおりイギリス製のバイクのこと
だが、その響きの中には、英国的伝統
のあるバイクのことを言っている。

 

イタリアの場合と同じく、
現代のバイクの原型を多く実現した
イギリスの伝統をたたえ、熱烈なファン
が多い。

 

2気筒エンジンと
ダブルクレードルフレーム、狭すぎず、
肩幅より少し広く背の低いハンドル、
落ち着きと重厚さを感じさせる
スタイリングがブリティッシュスピリット
である。

 

トライアンフ、BSA、ノートンなど。

 

 

 

 

 

◆ベーシカル・トラディショナル・モデル
(basical traditional model)

 

モデルチェンジの激しいバイク業界でも
長期間に渡り飽きることなく乗り続け
られるバイクが求められています。

 

派手すぎず地味すぎず、ある程度
スポーティーにも乗れて、所有する
満足感を満たしてくれるような
バイクの呼称。

 

メーカーから販売されている車輌だけ
ではなく、自分で気に入ったバイクを
オリジナリティ溢れる様にカスタムして
乗れば、それはベーシカルバイクだ。

 

 

 

 

 

◆ポケットバイク
(pocket bike)

 

 

子供専用サイズの超小型バイクで、
日本で考案され一部輸出もされている。
80年ごろをピークに、現在では
少なくなってきているがチビッコには
まだ人気がある。

 

タイヤ径が4インチ、ホイールベースが
60cm前後と非常に小さく、完全な
子供サイズになっている。

 

エンジンは芝刈り機などの汎用エンジン
(2ストローク)を使用している。

 

重量が15~20kg、保安部品はなく、
ロードレーサーをイメージしたスタイルを
もち、オフロードタイプも一部にはある。

 

略してポケバイと言う言い方を
することもある。

 

 

 

 

◆ミニバイク
(mini bike)

 

 

古くは遊園地やアメリカでの
クリスマスギフトの為のイタリア製
子供用バイクが原型で、車重30kg以下
タイヤ径5~8インチ、ホイールベース
1m以下の小型バイクを指した。

 

その時代のミニバイクは大人が乗ったり、
公道を走るには走行安定性に問題が
あったが、日本のバイクメーカーの技術
により、小さくとも大人が乗れ、街中も
走れるほどの安定性を持つようになって
レジャーバイクとしても使われている。

 

その分重量も60kg余りに
なってしまっている。

 

ホンダモンキーが代表。

 

 

 

◆ヨーロピアンスタイル
(european style)

 

 

低めのハンドルを基調にしたスタイリング
のバイクで、イタリア、イギリス、ドイツ
などで作られるバイクの総称だが、
日本やアメリカ製のヨーロピアンタイプ
もある。

 

比較的イタリア的スタイルのものを指す
場合が多い。

 

モトグッツィ、ドゥカティなどが
その代表。

 

トライアンフなどはブリティッシュと
呼ばれることが多いが、アメリカンと
比較してヨーロピアンに属する。

 

 

 

 

◆リッターバイク

 

 

1000cc排気量のことだが、
1100ccなども含む。

 

ハーレーなど古くから1000cc
クラスのバイクはあったが、ニュアンス
としては4気筒の並列4気筒エンジンを
指すことが多く、高性能な1000cc
クラスのバイクという意味で用いられる。

 

 

 

 

◆レーサーレプリカ
(recer replica)

 

 

レプリカは複製と言う意味で、
カフェレーサーがレーサーイメージを
持ったスポーツバイクであるのに対し、
レーサーレプリカはヘッドライトを
見なければレーサーと見分けの付かない
程にレーサースタイルを取り込んでいる。

 

カフェよりも過激な性能、スタイルが
特徴。

 

最近は排出ガス規制の為の4サイクルが
主流だが以前は2ストロークが多く、
車体もレーサー並みに走る性能が要求
され、タイヤもレーシングタイヤを
街用に改良したようなものが
付いている。

 

 

 

 

 

◆レジャーバイク
(leisure bike)

 

 

乗用車のトランクに積んでいって
レジャー目的地でバイクを使えたら、
という夢から作られたバイク。

 

ホンダDAX,モンキーなどが初期の
レジャーバイクでフロントフォーク、
フロントホイルが簡単に脱着でき、
持ち運びできるようになっていた。

 

後には、脱着しなくても、いかにも
トランクに入れられそうなイメージの
ものも作られ、女性、子供でテクニック
がなくとも野山をゆっくりと走れる
ようなものまで含まれるようになった。

 

 

 

 

◆ロードスポーツモデル
(road-sports model)

 

 

カフェレーサーが出現する前の
オンロード用モデル。

 

それまでスポーツバイクはすべて
ロードスポーツモデルであった。

 

現在では、レーサーレプリカ以外の
オンロードスポーツバイクのことを言う。

 

レーサーレプリカのカウリングなし、
あるいはそれよりおとなしいものなど
幅広いモデルが含まれる。

 

トラディショナルバイクとの相違は、
コーナーリング性能を意識して作られて
いる点で、低めのエンジン位置と、
深いバンク角、幅が狭く低いハンドル
などが装備されている。

 

 

 

 

◆ロードレーサー
(road racer)

 

サーキットを走るロードレース用の
レーサーの総称。

 

世界選手権に用いるロードレーサーだと
今は姿を消してしまったがGP1クラス
の500ccの2サイクルエンジンでは
リッター当たりの力は400psを越す
ほどの超ハイパワーエンジンを搭載
していた。

 

オンロードバイクの先進技術が、
ロードレーサーでテストされる場合が多く、
エンジン形態やフレーム形状スタイリング
などの明日の姿を示すバイクの最先端技術
がふんだんに盛り込まれている。

 

さらに空気抵抗を減らすカウリング
が付いている。

 

 

 

 

大変長くなりました。

好みや用途に応じて バイクを選ぶ時など
参考になれば幸いです。

ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。

 

 

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管理人:鉄馬
アラ還ライダーの鉄馬です。

コロナ禍でバイクを見直す動きもあるようで、バイク人口が増えることを期待してます。

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