ＣＢ７５０Ｋ７をＣＢ４００Ｆｏｕｒ仕様にカスタマイズ
今までにいろんなバイクをカスタマイズ
してきたが、一番大変かつ一番満足したのが
ＣＢ７５０Ｋ７のカスタマイズだった。
バイクをカスタマイズする事には
賛否両論というか好みの問題かと
思います。
絶対にノーマルがいい！
というライダーも多いですね。
私はと言うと、
ノーマルにはこだわらないタイプ。
自分がカッコイイと思ったら
何でも取り入れるというスタンス。
ノーマルにこだわるライダーの気持ちも
正直わからなくはないです。
それはそれでカッコイイと思います。
特に旧車の、ＣＢ７５０とかＺ２などを
新車かと思うくらいピッカピカにした
ノーマルを見ると“これも有りだな”
と納得したりします。
さて、
自分の場合は、カスタマイズすると
言ってもショップなどに丸投げして
大金をかける訳ではありません。
いろんなパーツを自分で探して
出来る限り自分で“いじる”ことが
楽しみなんです。
感覚的には、子供の頃によくやった
プラモデルの感覚でしょうか。
完成まで自分で作り上げるプロセス
がとても楽しい。
今回のＣＢ７５０Ｋ７のカスタマイズは
まさに、“大人のおもちゃ”でした。
まず車両を手に入れてやったのは、
全体の錆びとり作業でした。
中でも一番ガンだったのがマフラー。
これはもう錆を取るというレベルでは
なかった。
錆びどころか、そこら中穴だらけ。
錆が腐った穴から排気がダダモレして
排気音が異様な感じだった。
ノーマルマフラーは４本出しだったが
調達しようと調べるとすごく高い。
ＣＢ７５０特有である重低音の効いた
エキゾーストサウンドには、とても
魅力を感じてはいたけど価格面から
集合管に変更することにした。
４in１の集合管のサウンドも
それはそれで好きだったこともあり
即決断した。
当時はまだインターネットも普及して
いなかったので、雑誌に出品している
ショップをアナログで手あたり次第
探していた。
九州のほうでＣＢ７５０Ｋ７に合う
４in１マフラーを探し出して注文。
届くまでしばらくかかるとのことで
マフラー以外のパーツを探すことに
なった。
変更する予定のパーツは、
ウインカー、ハンドル、タンク
シート、テールランプ、サイドカバー
と多岐にわたった。
それらのパーツを発注し届くまでに
錆びとり作業である。
特にエンジン全体が、白い錆で
くすんでいたので、毎日少しづつ
磨き上げていった。
こういう作業がまた楽しかった。
休日や仕事の合間時間などを使って
少しづつ仕上げていく。
まさにエンジンの付いた
“プラモデル”
感覚だった。
錆も含めて、全体を磨き上げる迄は
２～３か月を要した。
そして注文したパーツが届くたびに
取り付けていく作業。
これもまた楽しくてしょうがない！
ただ、問題点も出てきた。
ＣＢ７５０Ｋ７をＣＢ４００Ｆｏｕｒ
仕様にカスタマイズするので、
メインパーツであるタンクとシートが
合うのだろうかということ。
ＣＢ４００Ｆｏｕｒタンクは、
ネットオークションで手に入れた。
ＣＢ４００Ｆｏｕｒシートについては
新品を用意した。
ＣＢ７５０Ｋ７に着けている例は
見たことも聞いたこともなかったので
無謀なチャレンジだった。
蓋を開けてみると、
まずＣＢ４００Ｆｏｕｒタンクは
何とピッタリと収まった。
問題はＣＢ４００Ｆｏｕｒシート
だった。
それでも諦めず、若干の改造をして
これも何とか収まった。
それで外見のカスタマイズについては
まず完成したのです。
自分でも満足のいく出来栄えでした。
完成して安堵していたのですが、
そこで思い出したのが車検の期限です。
あと１～２ヶ月しか残っていない。
これだけカスタマイズしたバイクが
車検を通るだろうか…
でも、今更ノーマルパーツも無いので
どうしようもない。
そこで、決断したのが、
バイク屋とかショップを通さないで
ユーザー車検で対応する方法です。
自分なりに調べて、必要な対応をして
ユーザー車検を受けました。
結果、自分でも驚いたんですけど
「すんなりと車検が通ってしまった」
ユーザー車検については、
また別の機会にお話します。
ということで、ＣＢ７５０Ｋ７を
ＣＢ４００Ｆｏｕｒ仕様にカスタマイズ
することに大成功しました。
ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。
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