バイク免許の実地一発試験受験者が減っている理由とは！？
最近は私の若い頃とは違ってバイク免許も
教習所に通って取得するのが一般的に
なっているらしくちょっと寂しい…
“時代が変わった”
と言われればそうなんでしょうけど、
自分の場合バイク免許の実地一発試験を
受けた一番の理由は、
「お金がない」
ことでした。
当時は高校生でしたから、
バイトでお金を稼いでいましたけど
たかが知れるような金額です。
学校にバレないように取る意味でも
“自動車学校へ入校して取る”
という選択肢は無かった。
平日に学校をずる休みして、
週に１～２回程度受けていたという
記憶があります。
お金がないというのも理由でしたけど
バイク免許の実地一発試験を受ける
ということ自体が当時の自分には
自慢できることでした。
原付免許を取得後、中型二輪免許
今で言う「普通二輪免許」から
一発試験を受けてました。
毎回受ける“実地一発試験”の費用は
数千円とはいうものの回数が増えると
厳しい現状だった。
だからなるべく短い回数で合格する
というのが必須でした。
そんな事情もあって、試験当日は
毎回真剣そのものです。
学校の勉強もこのくらい集中したら
成績もよかったでしょうが…
興味のないことには全く関心がない
という性格でした。
当時一発試験の受験量は、
はっきり覚えていないけど千円台
だったと思います。
調べてみると現在は普通二輪も大型も
２６００円らしい。
それでも教習所に通って取得する場合
に比べれば安いです。
普通二輪が、19万～20万円程度
大型二輪が、28万～29万円程度
という金額なので、
仮に１０回受けても３万円以内です。
実際に一発試験に合格した場合は
それ以外に
免許交付とか講習受講料などが
２万円弱かかります。
仮に２０回受けたとしても
教習所に通って取得するよりも
全然安いです。
それでも多くの人は
一発試験を受けないらしい。
お金に余裕があるのか、
教習所なら確実に取れるからなのか
わかりませんが…
私の息子（次男）も若い頃に
中型二輪免許を取りました。
その時は、
「合宿免許」
なるものがあって、
集団で合宿しながら２週間程度？の
期間を寝食を共にして免許を取る
という方法でした。
合宿免許教習所の場所については
地域によって行けるかどうかも
調べてみるべきでしょう。
ちなみに私の息子は自分で調べて
手続きをしていつの間にか免許を
取ってきていました。
以下合宿免許教習所を載せて
おきますので興味ある方は
確認してみてください。
当時息子には、
一発試験をすすめましたが、
本人はイヤだと言って合宿免許を
自分で申し込んで取りました。
免許取得した後に合宿免許の様子を
教えてもらいましたが、どうやら
同じ目的を持った仲間意識があり
割と楽しかったと聞きました。
費用的には宿泊費や食事代金も
含まれるので、教習所へ入校して
取るより費用がかかります。
それでも自分でそう決めて費用も
自分で負担していたのでそれ以上
反対もしませんでした。
一発試験は、何回受ければ合格する
という保証がありません。
極端に言えば、取れない可能性も
あるわけです。
でも、私がもう一度二輪免許を
取るとしたら、絶対一発試験です。
何よりも、緊張感も含めて
とても楽しいからです。
また、自分の時代は、
「何回で合格した」
という回数が少なければ少ない程
自慢でありステータスでもあった。
そして人知れずひっそりと
二輪免許を取ることに喜びがあった。
なんだかなぁ～
時代が変わったのかなぁ～と
思う反面、若い人には一発試験に
挑戦してみて欲しいと思う。
毎回受ける一発試験で
「今度こそは合格するぞ」
という思いで試験コースを攻略する
という楽しみを味わってほしい。
そう思います。
また、合宿免許や教習所での免許取得を
否定はしないですけど、一発試験で
浮いたお金をバイクにつぎ込むほうが
私としてはおすすめです。
今から二輪免許を取ろうと思っている
若者（だけではないですが）には、
一発試験の選択肢も考えてみて欲しい。
そう思っているおやじライダーです。
ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。
