妻に自動二輪車中型免許を取ってもらった理由(わけ)
バイク好きなのは、16歳から乗っている
私だけで、正直妻は興味が無かった。
そんな妻に、中型二輪を取るように勧めた…
私事ですが、私が妻と結婚したのは
私が28歳で妻が26歳でした。
当時私はサラリーマンをしていまして
入社して6年目くらいでした。
その後、5年くらいしてその会社を
辞めることとなりました。
実は、会社を辞めると決めた理由は、
大好きなバイクにまつわる仕事を
しようと思ったからでした。
当時バイク人口は下降の一途という
時代でした。
バイクが好きだからそれを仕事に!
という甘い考えでした。
サラリーマンは12年ほど勤務しました
けど退職金なんて雀の涙程度です。
起業するにも原資がなく感情だけで
会社を辞めたようなものでした。
“やっちゃったな”
という気持ちがありましたけど
後戻りはできません。
そこで、軍資金を稼ぐ意味でも
とにかく稼がなければならないので
あるツテを頼りに仕事に就きました。
そこには2年ほど勤務しましたが、
やっぱり自分で全てを回してみたい
という気持ちになりました。
バイクにまつわる仕事をしたい
という気持ちは持ち続けていましたが
現実はなかなか厳しいものでした。
そんな時に起業の話が舞い込みます。
でもバイク関連ではありませんでした。
それは、何と
「コンビニの経営」
でした。
バイクとは畑違いの予想もしない仕事。
そしてそれから13年あまりを
コンビニ経営に費やす事となりました。
コンビニの話も、話せばいくらでも
話せますが、また別の機会にします。
コンビニをやろうと思った理由は、
人、物、金を自分でまわす勉強として
勉強になると思ったからです。
ですからこの時点でもバイクにまつわる
仕事を諦めていませんでした。
ちょうどコンビニをオープンした年に
長女が生まれました。
長男、次男がいて3人目の子供です。
妻は出産したばかりで、しばらくは
コンビニは私だけで切り盛りです。
寝る間もないほど忙しかったですが
何とか乗り切りました。
そうこうしているうちに、コンビニも
軌道に乗り、少しゆとりができました。
そんな時に、私は妻にバイクの免許を
取得するよう勧めたのでした。
将来的にバイクにまつわる仕事をしよう
という気持ちを、その時点でも諦めて
いなかったからです。
その旨を妻に伝えました。
また、バイク免許を取って欲しい理由は
他にもありました。
妻は、私とタンデム(二人乗り)
をしたことはありましたが運転した事は
ありませんでした。
私は、
バイクにまつわる仕事をするしないに
関わらず、バイクの本当の楽しさを妻に
知って欲しいという気持ちでした。
出来ればいつか二人でツーリングなど
行ければいいなと思っていました。
そういった話も含めて妻に話すと、
妻はあっさりと、
「そうね、取ってみようかな」
と言ってくれました。
そして早速自動車学校に申し込んで
自動二輪中型免許を取得すべく日々
教習を始めたのです。
(現在は普通二輪免許と呼ぶそうで)
私が言うのも何ですが、私の妻は
とてもアクティブな性格です。
臆することなく自動車学校へ行き
1ヶ月ちょっとで免許取得しました。
その後妻と一緒に走ったのは
一度きりです。
妻の為に用意したバイクはコレ。
YAMAHA Virago400
実は
Virago400は車検が切れていたので
タダでいいと言われたのですが、
知人だったので気持ちだけ1万円?
くらい払って譲ってもらいました。
現在、妻はバイクについてはほぼ
ペーパードライバー状態です。
あまりにも乗る機会がないので
Viragoも手放しました。
バイクにまつわる仕事をしたい!
という気持ちは、還暦を過ぎた今でも
持っています。
どうできるかはわかりませんが、
ケンタッキー・フライド・チキンの
カーネル・サンダースだって65歳で
起業したわけですから、まだ諦めて
いません。
しつこくて諦めが悪いというのも
私のいいところ?
と自分に言い聞かせています。
ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。
[…] 私は妻にバイク免許を取って貰った こともあってバイク女子が増えるのは […]