バイク業界について

バイク業界の旧態依然とした古い体質に物申す

目安時間 13分
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バイク業界についてというよりは、
バイクにかかわる物やサービスの
流通について思うこと、考えること
をお話させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイク業界に限った事ではありませんが
様々な商品を流通する様々な業界が
ありますよね。

 

 

車もそうですし、食品、建設、家電、
教育など様々な業界があって、もっと
細分化すればそれこそ数え切れない
ほどの業界が存在しますよね。

 

 

私はバイク業界に詳しいわけでは
ありませんが、一消費者として、
一バイク乗りとして、そして
一バイク好きなひとりとして思う
ことがあります。

 

 

ひとつは、
バイク業界にも価格破壊が起こって
欲しいということです。

 

 

これは、
単に価格が安くなってさえくれればいい
ということではありません。

 

 

バイクを製造しているメーカーさんも
関係してくることでしょうが、私は
詳しくありませんので、それ以後の
流通について感じることです。

 

 

 

新車や中古車を販売する企業やショップ
また部品や用品を販売・流通する企業や
ショップは、全国にものすごい数が
あります。

 

 

バイクに関するものすべてといえば
もっとたくさんあるでしょう。

 

 

 

そういうのを全て含めて思うのですが、
バイクという特性というか一種特殊性が
ある乗り物であり趣味でもあるという
点を考慮したとしても、あまりにも
閉鎖的な業界ではないかと感じること
があります。

 

 

昨今いろんな業界では、消費者の立場に
立って、消費者の利益を考えることで、
消費者の支持を得ていこうとする姿勢を
持った企業やお店が増えています。

 

 

 

逆に、
そういう姿勢のないお店などは、淘汰
されたりお客様から自然と支持されなく
なっているのではないでしょうか?

 

 

私はバイクにまつわる業界の衰退を
望んでいるのではありません。

 

 

バイク好きな私としてはバイクに関する
お店やサービスが増えてバイク人口が
増えて欲しいと思ってます。

 

 

車業界も最近は燃料価格の高騰や、
不景気などが家計を圧迫していることも
ありだんだんとグレーゾーン的な価格が
少なくなってきているように感じます。

 

 

いちばん目につくのが車検整備や代行の
価格ではないでしょうか?

 

 

一昔前までは、
車検一式の代金は千差万別、整備工場
ごとに価格が大きく違うなどは
当たり前でした。

 

 

そして整備という世界は職人的な世界
でもあり価格は言い値のような暗黙の
了解があったような気がします。

 

 

たとえて言えば、

 

“鮨屋の時価”

 

みたいなものです。

 

 

 

店主の胸三寸で価格が決まるような
極めてアバウトでグレーな世界。

 

 

 

全てのショップがそうとは言いませんが
お客自信がサービスの質と価格を選ぶ
ことができないことです。

 

 

 

最近変わったと思うのはその言い値的、
時価的なグレーゾーンが明らかに
減ってきているということです。

 

 

 

車の車検費用などは、特に顕著で
サービスのクォリティーと価格競争が
目に見えて増えています。

 

 

整備工場側からすれば、既得権益的な
利益が減るわけですから当然死活問題
になりますが、消費者から見れば

 

 

“ 時価 ”

 

 

ではない、正規な

 

“ おしながき ”

 

を見て選べるようになったということです。

 

 

バイクの整備ともなれば、車どころの
騒ぎではありません。

 

 

車体の流通量が車から見るととても
少ないですし、整備士やショップ自体も
少ないので殆ど聖域ではと言えます。

 

 

最近良心的なショップや整備工場も
少し見受けられるようになりましたが、
根底にながれている職人気質的部分
(良くも、悪くも)は変わらない
ように感じます。

 

 

 

バイクショップといってもいろいろ
ありますが、バイク本体を販売している
ショップは、整備工場があったり、
バイク用品も販売していたりするところ
も多いのですが、バイクに関するという
くくりがそのままショップになっています。

 

 

 

どういうことかというと、
バイク本体を販売している店舗なら、
バイク自体はある程度選んで購入
することができます。

 

 

 

でもそこで、
部品なり用品をそろえようとすると、
限られたブランドしかなかったり、
選ぶという域ではないとても少ない
品揃えから無理やり選ぶしかないのが
現状です。

 

 

昔でいうバイクの

 

“ よろずや ”

 

とでも言いましょうか。

 

 

ですから最近は用品専門の企業や店舗も
少しづつ増えてはいるようにも思います。

 

 

 

バイクに関する用品も、やっと買う側の
希望によって使い分けができるように
なりつつあると言えるかもしれません。

 

 

でもまだ問題があります。

 

 

 

商品の流通というハードな側面は改善
されてもソフト面が時代遅れなのです。

 

 

結論から言いますと、

 

 

“ 感じが悪い ”

 

 

んです。

 

 

バイクに乗り始めのころや、
まだ乗っていないけど興味がわいてきた
ころはショップへ行きますよね。

 

 

そういう時期にショップなどへ行くと、
独特の雰囲気があってとても入りずらく
感じたことはないでしょうか?

 

 

新しいものを受け入れないような
雰囲気です。

 

 

 

常連客や仲間内では盛り上がっていて
新規の客には横柄な態度。

 

 

 

私の見た限り、バイクショップには
少なくないと感じます。

 

 

もともとマニアックな世界といえるので
自然とそうなったのでしょう。

 

 

接客態度などは、職人そのものです。

 

 

アメリカ映画に出てくるタトゥー
だらけの店員がいる愛想のない店。

 

 

 

とまでは言いませんが、
反社ならともかくそうではない健全な
運営をするつもりなのであれば、
“お客様”という意識持つべきです。

 

 

 

他の業態
(スーパーマーケット・コンビニ・百貨店)
などと比べるのも変かもしれませんが、
それにしても普通の接客レベルとは
言いがたいです。

 

 

商品についての質問などについても、
お客様という意識を持つと、もう少し
違った対応になるはずです。

 

 

先ほども言いましたが私はバイク業界を
けなす為に言っているのではありません。

 

 

 

今の現状があまりにも閉鎖的で、
今のままだと新しくバイクに乗りたいと
感じた人たちをも、潰しかねないとの
危惧からです。

 

 

 

既成概念というのがバイク業界には
悪い意味で

 

“はびこっている”

 

と感じずにはいられません。

 

 

 

 

業界体質が旧態依然としているとも
言えるかもしれません。

 

 

 

コロナ禍でせっかくバイクが注目され
ブームになってきているのに

 

“もったいない”

 

と思うからです。

 

 

 

いろんな価格の透明性、いい意味での
価格破壊、お客様の視点に立った接客
とマナー、という他の業界ではあたりまえ
になりつつある部分を真剣に取り組んで
欲しいと思います。

 

 

また、最後に私が総じて思うのは、
バイクの部品などの価格が高すぎる
と言う事です。

 

 

ハーレーダビッドソンの部品なども、
アメリカの価格とは雲泥の差です。

 

 

 

塗装料金などもグレーゾーンだと
思います。

 

 

もっと手軽に、
たくさんのバイク乗りたちが楽しめて
継続できる趣味としてひろがって欲しい
と思います。

 

 

その為にももっと開かれたバイク業界で
あって欲しいと心から思います。

 

 

ここまでお付き合いいただいて
ありがとうございます。

 

 

 

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アラ還ライダーの鉄馬です。 コロナ禍でバイクを見直す動きもあるようで、バイク人口が増えることを期待してます。 人に迷惑がかからないライディングが出来るうちは、ずっとバイクに乗り続けたいと思ってます。 どうぞ、ヨロシク!

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